ブリッジSEは新しい職種として近年注目されており、必要性が高まっている仕事だ。
基本的にブリッジSEは複数の国においてオフショア開発などのプロジェクトを運用する際、両国の間に入って各種の橋渡しをすることが多い。通常ブリッジSEは双方から人材を供給しあってプロジェクトチームを組む形で構成されていることから、複数の担当者がチームを組んで働くことになる。
プロジェクトチームでは英語や各国の言語によってコミュニケーションを図り、多言語をスムーズに理解する必要がある。そのため、ブリッジSEとして働くと言語能力を高めることができる。
また言葉を話せるだけではなく、高度な専門用語などに対応して翻訳する能力も高いレベルで習得可能だ。ブリッジSEが働く現場は、外国語を高いレベルで身につけたい人にとって魅力的な環境だ。
大きなシステムを複数の国で開発するケースでは、スケジュールの管理や各セクションとの交渉などを行うことになる。特に相手の国の開発者と交渉する際は、相手の国の商習慣などを理解することが重要だ。文化的な面での豊富な知識を持っていることも大切で、最先端のプログラミングやITに関連する知識を理解する必要がある。
また、問題点や改善するべきポイントを、正しい知識で訂正する仕事もこなすことになる。ブリッジSEの仕事では常に新しい技術や知識に触れることができるので、先進的な環境で働きたい場合に最適と言える。